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米国の雇用状況

米国の雇用統計が発表された。

ロイター(日本語版)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35799520090109

yahoo!finance(英語版)

http://finance.yahoo.com/news/Jobless-rate-jumps-to-72-apf-14013852.html

ほぼ予想されていた通りだが、非農業部門雇用者数変化は若干市場予想よりも強い数値となった。しかし、失業率は7.2%で16年ぶりの高水準である。金融危機から広がった景気後退が、本格的に実態経済に影響を及ぼし始めたということだろう。

これで昨年言われていたような年初で景気が底を抜けるという期待は、あっさりと裏切られたということか。景気回復にはもう少し時間がかかりそうである。アメリカにとって救いなのは、オバマ次期大統領が70兆円規模の大規模な景気対策を行うと明言していることだろう。このような強いメッセージは市場に希望を与える。

翻って日本はどうか。与野党ともに定額給付金のような議論にかまけておらず、早期の景気対策を実現してほしいが、その気概が感じられない。衆議院の解散が話題になっているが、どの党が勝つかという選挙の行く先など党の関係者以外誰も興味ないのである。要は何を実行するかが、この危機の元では問われているのであって、結果として党を支持するかしないかを国民が決める。支持を得たいという結果を先に追い求めても、白けるだけだ。

もちろんアメリカの政治の方法すべてが好ましいとは思わないが、この危機下ではやはり羨ましくも感じてしまう。

さて、ダウ平均株価は一時140ドル超えの下落を記録した。週明けの日本市場も下落から始まる可能性が高くなってきた。今週の日経平均は一時9300円まで上昇したが、やはり年初めの夢だったようだ。

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